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西原村

白木 里奈 さん

一般社団法人 西原村観光協会

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シルクスイートを通じた地域連携

シルクスイートを通じた地域連携

観光関連の仕事につきたい

福岡県糸島市で生まれた白木さんは熊本の大学を卒業後、地域おこし協力隊として現在西原村に。
大学卒業後は中国語を学んでいたこともあり、旅行関連の職につきたいと就職活動を行っていたが、新型コロナウイルスの影響で観光・旅行関連企業の採用は激減。
そんな折に大学の先生の紹介で、西原村の地域おこし協力隊として西原村観光協会へ勤務することになった。

阿蘇には大学時代に何度か足を運んだこともあり、全く馴染みのない場所ではないものも慣れない地域での住まいにはいろいろと苦労もあったとのこと。

阿蘇地域観光地域リーダー養成講座の受講をきっかけに

地域おこし協力隊として赴任してほどなく、阿蘇地域振興デザインセンターが行う「阿蘇地域観光地域リーダー養成講座」を受講することに。
阿蘇地域より10名が集まり、各地域の現状と課題の分析を行い、その解決に向けて魅力ある観光地域づくりを考え、最終的にプレゼンテーションを行うというもの。
白木さんは最終プレゼンにて西原村の特産品でもある「シルクスイート」を題材にしたプロジェクトを発表。
当初は「人前で話すのが苦手だった」という白木さんだが、見事最優秀賞を受賞。
最終プレゼンの前には1週間前から練習をするなどの努力が身を結んだ形に。

「この最優秀賞を受賞したことで、西原村の広報誌や議会だより、口コミなどで知っていただき、協力してくださる方が増え活動がしやすくなりました」と大きな反響があったと話す白木さん。

「シルクスイート」で西原村を差別化

受賞したプロジェクトを推し進めるため、JAのさつまいも部会の方も協力していただけるようになり、今後さまざまな取り組みを企画中とのこと。
シルクスイートグランプリ、シルクスイートレシピ集、食べ方ガイド、ステッカーやのぼりの制作などを検討中。

白木さん自身も学生時代からデザイン制作に興味を持ち取り組んでいることから、「シルクスイート」プロジェクトに関するチラシなどは自分でデザイン。
観光の仕事に携わりたいという思いもありながら、今後はデザインの分野にも力を入れていきたいと考えているとのこと。